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歌川広重　浮世絵版画　　　東都名所　吉原仲之町夜桜

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サイズ：横38ｃｍ　縦28ｃｍ
額：黒のIKEＡ製のピクチャーフレームが付属品として含まれます。
彫：伊藤進　
摺：佐藤津三
昭和の復刻版画になります。40年前後の前の物になります。
夜の素晴らしいブルーの擦りが鮮やかです、満月の月が中央にあり、吉原の遊郭の人々の
姿が躍動的です。夜桜の風景、素晴らしい構図と視点がさすが、広重と言える素晴らしい
作品です。
吉原遊郭は、この華やかなる悪所を、浮世絵師たちは格好の画題にした。風景画の名手、広重も好んで描いた。夜桜、月、遊郭と人生の、色々な、はかなさ、を感じる作品です。
広重の風景画には月の出ているものが多く、浮世絵の世界では俗に「光りもの」と呼ばれている。春夏秋は必ずといっていいほど満月が描かれ、柔らかく人間に親しみをもたせる。冬は三日月が描かれ、寂しさと身にしまる感じを見せる。構図の巧みさにより、これほど人間の心に寄り添った月を描いた画家は、広重のほかにいない。